ワインの豆知識

「生産量世界一」イタリアワインの美味しさと特徴【まとめ】

こんにちは!

ワタリセファームアンドワイナリーのスタッフのかずおです!

今日のテーマはイタリアワイン!

かずお
かずお
突然ですが、皆さんはイタリアのイメージってどんなイメージですか?
たかこ
たかこ
ピッツァやパスタが最高に美味しい♡あとは…アモーレ!(笑)

 


料理としてはピッツァやパスタ、カプレーゼ、カルパッチョなどなど地中海料理がとても有名ですね!

そんなイタリアはワイン造りを伝えたギリシャ人がイタリアは「エノトーリア・テルス」(ワインの大地)と名付けたほどぶどうの産地として最適な環境になっています!

イタリア

そんなイタリアワインを今日は簡単にご紹介します(^^)/

この記事はイタリアワインの美味しさって何?どんな料理が合うの?

イタリアワインの特徴って何?他の国とどう違うの?

そんな疑問について解説いたします(^^)/

 

イタリアワインの美味しさとは?

イタリアワインの美味しさはなんといっても「土着品種」のぶどうから造られるワインです!

「土着品種」とはイタリア固有の遺伝子型をもったぶどう品種になります。

イタリアは南北に伸びた長靴の地形をしており、「アルプス性気候・大陸性気候・地中海性気候」など様々な気候からなります。

様々な気候からなる大陸であり、イタリアの全20州すべてでワインが生産されています。その為、イタリア固有の品種は数千を超えると言われており、政府が公認しているぶどう品種だけでも500種を超えます。

このぶどうの多用性こそがワインの美味しさになります。

イタリアの固有品種

イタリアで栽培されている土着品種をいくつか紹介します!

赤ワイン
  • ネッビオーロ種:イタリアで「ワインの王」とされている「バローロ」の品種です。力強く濃密なワインです。
  • サンジョベーゼ種:イタリアでもっとも多く栽培される品種です。酸味とコクがあるワインになります。
白ワイン
  • トレッビアーノ:イタリアで最も栽培面積の多い白ワイン用ぶどうになります。とてもフレッシュでフルーティーな味が特徴です。

イタリアワインに合う料理

イタリアワインに合う料理といえばコレ!!

イタリアワインにはイタリア料理が相性バツグンなんです!!

同じ地域の料理はとても相性が合いやすい!!

 

イタリアではオリーブの生産も盛んで、お肉料理やカルパッチョなどオリーブを使うとさらに相性が良くなります!!

オリーブは世界で生産数2位を誇り、ワインと共にとても有名なんです。

イタリアワインは和食にも相性抜群⁈

和食との相性も最高なんです!!

それは、イタリアと日本が似ている部分が多いからです!

  1. 地形・気候がにている:海に囲まれている、四季がある
  2. 料理が似ている:カルパッチョ→刺身、パスタ→そば、トマトソース煮→煮込み料理など
  3. 味覚が似ている:イタリア・日本共に素材の味を引き出す料理であること

 

和食

 

  • ネッビオーロ種

ネッビオーロ種の赤ワインは酸味とタンニンがしっかりしており、和食の豚の角煮やすき焼きなど料理の脂身をすっきりさせ、とても相性が優れています!

  • サンジョベーゼ種

サンジョベーゼ種の赤ワインは渋みがきつくなく、飲みやすい赤ワインなので刺身や脂身の少ない炭火焼きなどの料理と相性が良いです!

 

 

このようにお酒に合わせる料理のことをイタリア語で「アッビナメント」と言います。

意味は馴染ませるという意味で使われていますね(^^♪

結婚という意味に近いニュアンスの言葉ですね!

和食に合わせやすいというのは自宅でのワイン生活にとても助かりますね。

皆さんも是非和食とイタリアワインをお楽しみください!

 

イタリアワインの特徴とは?

 

イタリアワインの特徴
  1. 生産量が世界一
  2. ワインの品質を守る格付けがある
  3. 北部・中部・南部で多様性をもったぶどうがある

イタリアワインの特徴はなんといっても「アルプス性気候・大陸性気候・地中海性気候」など様々な気候からなる20州全土で造られていることです!

その為、生産量は世界一!

そして、ワインの品質にも国を挙げて「格付け」を行い管理しています。

また、南北に長く広がる大陸ですので、北部・中部・南部での生産されるぶどうの品種も異なり、多様性をもったぶどうがあることがイタリアワインの特徴です!

生産量世界一

なんといってもイタリアワインの一番の特徴は生産量が世界一!

イタリアは全土でぶどう栽培に本当にてきした気候で国別ワイン生産量がスペイン・フランスを抜き、2012年から2014年を除き、トップを走り続けています。

イタリア ぶどう

イタリアは南北に伸びた大陸で、非常に地形は変化に富み、山岳・丘陵地帯が多いことから標高や傾斜なども様々です!

この地形変化に富んでいることが気候の変化を生み出しています。

イタリアの気候は「アルプス性気候・大陸性気候・地中海性気候」からなるため、全土での多種多様なぶどうの生産が可能です!

このようにイタリア全土でぶどう栽培にてきした環境であることからワインの生産量が世界一となんていると考えられています。

イタリアワインの格付け

イタリアワインは2009年から格付けが改訂され、3つの格付けとなりました。

  1. D.O.P.(保護指定原産地呼称ワイン)
  2. I.G.P.(保護指定地域表示ワイン)
  3. VINO(地理表記なし)

格付けは高い方が、値段も品質も良くなる傾向にあります。

ワインの格付けは3段階からなり、それぞれぶどうの収穫量・ワインの生産量・アルコール度数などなど厳しい条件をクリアした中で格付けがなされています。

各地域での違い

イタリアでは全20州からなり、その土地それぞれの気候や土壌など多種多様です。

今回は全20の州を北部・中部・南部と3つのグループに分け簡単にご紹介致します。

北部ワイン
  • 北部:アルプス山脈に面しており、気候としては冷涼な地域が多いのが特徴です。特に有名な地域としては、ネッビオーロ種を使ったイタリアワインの王様「バローロ」の生産地域であるピエモンテ州が有名です!北部では冷涼な気候を活かした白ワインも豊富にあります。

中部ワイン
  • 中部:ローマとフィレンツェがある中部ですが、アドリア海と地中海に面している地域で特に有名な地域はトスカーナ州です。サンジョベーゼ種で造られるあの有名な「キャンティ」の生産地域にあたります。

南部ワイン
  • 南部:イタリアの中で最も温暖な地域であり、日照量に恵まれています。その為、とても果実味のあるワインが造られていることで有名です。特に有名な地域はカンパーニア州です。アリアニコ種で造られる南のハバーロともよばれる「タウラージ」の生産地域にあたります。

 

 

まとめ

イタリアワインのまとめ
  1. イタリア固有のぶどう品種(土着品種)が有名で様々なワインが楽しめる
  2. 全20の州でワインが生産され、その生産量は世界一である
  3. イタリアワインと日本食は相性が抜群である
  4. ワインの品質を守るため、3つのステージで格付けがある
  5. アルプス性気候・大陸性気候・地中海性気候など様々な気候があり、造られるぶどうも様々で北部・中部・南部でそれぞれ特徴的なワインある

 

皆さんも是非イタリアワインをご堪能下さい(^^♪

 

 

 

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